■ 設立の趣旨 ■
「そい・びーんず」 設立の母体であります「まちづくり協議会」(事務局・野田 商工会議所)は、国の施策である「中心市街地活性化法」を受けて平成12年6月に策定さ れた「野田市中心市街地活性化基本計画」を推進する組織として誕生いたしました。
同協議会は直ちに「空き店舗部会」「本町通り活性化部会」「ポイントカード部会」を設置して、リーダー養成講座やチャレンジショップ事業、エコステーション事業等を展開しました。 更には平成15年12月、協議会が発足してから3年経過したことを機会に「食と観光部会」を新たに設置して地場の食、食材等を通して観光の振興を図る事業を始めました。まちづくりセミナー、えだまめ旬宴会まめまめ料理コンテスト、しょうゆ旬宴会等のイベントを通して「野田ブランド」の開発、紹介、活性化を図ってきました。 この間、各部会の改廃、新設等がありましたが、基本的には野田のまちの魅力ある個性を発掘し開発し、紹介する事業を中心とします事業を行ってきました。しかしながら、国によるいわゆる「まちづくり3法」が成立して、野田市における中心市街地活性化の方策もまた見直されることになりました。 まちづくり協議会でも事業の範囲を野田市全体にまで広げて議論がなされ、「まちの魅力ある個性を、まちなみ、建築物、環境、商品、食、食材、農産物等の発掘、開発、活性化さらにブランド化を図り、その紹介や情報発信を通して元気あるまちづくりを行う。」「同時に地域社会の人材、団体等の啓発・交流を活発にし協働の実効を上げる。」という目的を明確にしました。 これを更に具体化していくためには、財政基盤のしっかりした市民に開かれた、責任あるまちづくりの組織体設立が必要であろうとの機運が高まって、NPO法人化への具体的検討が始まりました。平成18年12月協議会の幹事会にて基本的な方向が決定され、その後平成19年に協議会会員との検討会、関係諸団体との議論を通して事業の内容、会員の種類や会費、役員そして定款等の成案を得ましたので、同年に設立申請を行い、平成21年に特定非営利法人として設立の運びとなりました。 |