機能性を高めた味噌づくりと利用について 懇話会 を開催しました
当「そいびーんず」では、過去3年にわたる重点取組項目の一つとなっています「地域食材を利用した新商品の開発」の実行に向けて、今年度は「機能性を高めた味噌づくりとその利用に係る開発研究」のフォローとなる検討を行ってまいりました。その概要説明と前年度までに行ったことの実施報告および意見交換のための「懇話会」を、昨年12月20日、野田市内の市農林業センターにおいて開催しました。(この取り組みは平成26年に始まりました都市農村共生・対流促進対策交付金事業の一環として実施しております。)
参加いただいたのは、①JAの施設利用での味噌づくりグループの人たち、②一般市民を対象にした味噌づくり講習で講師役を努める地域農産物加工研究会の皆さん、③行政等公的組織の関係者の方々など20余名です。
具体的なテーマは、脱脂粉乳を使用し乳性カルシウムを添加した味噌(ミルキー味噌)の普及と活用についてですが、参加者からは「説明で止まったのでは十分でなく、講習の場づくりを検討し、作り方の要領が実際に身につけられるようにすることが必要。」「できたものを利用し良いものだと判断されるようになれば、従来からの味噌と併せ、地域に自ずと根づいていくと思う。」などの活発な意見が出されました。これらの発言を踏まえて必要な方策を実行するために、今後は関係者が力を合わせて継続的に取組んでいくことが大事であるという認識に至りました。